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雨具選びで失敗しない!ゴアテックス vs その他素材、機能と価格を比較 

山ガールデビュー、おめでとうございます!しゅうママです!

低山ハイキングを楽しんでいます。

KOJIRO

山の天気は変わりやすいから、レインウェア選びはとっても大切だよ。

しゅうママ

でも「ゴアテックス」ってよく聞くけど、それ以外にも色々な素材があって、どれを選べばいいか迷うのよね…

こんな悩み、持っていませんか?

今回は、そんな悩みを解決するために、ゴアテックスとその他の防水透湿素材の機能と価格を比較して、あなたにぴったりのレインウェアを見つけるお手伝いをします

この記事で分かること
・なぜ登山専用のレインウェアが必要なのか
・チェックすべき3つの機能ポイント
・ゴアテックスとその他の素材を徹底比較!
・選び方のヒント

なぜ登山には「防水透湿素材」のレインウェアが必要なの?

それは、山の天気が変わりやすいだけでなく、雨に濡れた体が急激に体温を奪われ、低体温症になるリスクがあるからです。

KOJIRO

市販の雨具では、水は防げても、汗による蒸れを外に逃がす「透湿性」が不十分で、結局自分の汗で体が濡れてしまうことが多いんだ。

よって、登山には

  • 「防水性」(雨や水を通さない)
  • 「透湿性」(汗などの蒸気を逃がす)

を兼ね備えた「防水透湿素材」のレインウェアが必須なのです。

「防水透湿素材」の代表といえば「ゴアテックス」ですが、実は各ブランドが独自に開発した高機能素材もたくさん登場しています。

しゅうママ

これらの素材は、ゴアテックスに引けを取らない性能を持ちながら、お手頃価格で手に入るものもあリます。

レインウェア選びでチェックすべき3つの機能ポイント

レインウェアを選ぶ際には、次の3つのポイントを必ずチェックしましょう。

①「耐水圧」
②「透湿性」
③「3層構造」

防水性の目安は「耐水圧」でチェック!

生地にしみ込む水の力を抑え込む性能を示すのが「耐水圧」です。

登山では、嵐にも耐えられる「20,000mm以上」の耐水圧があるものが望ましいとされています。一般的な傘の耐水圧が200~500mm程度であることと比較すると、登山用レインウェアの防水性の高さが際立ちますね。

蒸れにくさを示す「透湿性」も重要!

汗などの体から発せられる蒸気を外に逃がしてくれる機能が「透湿性」です。いくら防水性があっても、汗で体が濡れてしまっては意味がありません。

登山では「10,000g/㎡・24hrs以上」が目安とされており、この数値が高いほど蒸れにくいです。

素材の構造にも注目!「3層構造」がおすすめ

防水透湿素材は、主に「2層」「2.5層」「3層」の構造に分かれます。

「3層構造(3レイヤー)」は、

  • 表地
  • メンブレン
  • 裏地

で構成されており、肌触りがよく、耐久性にも優れているので、登山用レインウェアとして最もおすすめです。汗や皮脂でメンブレンが汚れにくく、透湿性が低下しづらいメリットもあります。

ゴアテックスとその他の素材を徹底比較!

【定番中の定番!「ゴアテックス(GORE-TEX)」】

ゴアテックスは、防水透湿素材の商標を指し、防水性、透湿性、防風性に優れており、タフなのが特徴です。

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安心のクオリティで、人気も知名度も非常に高いです。

「ePTFE(延伸ポリテトラフルオロエチレン)」という素材が中核をなし、常加水分解を起こしにくく、耐久性が高い素材です。物理的な損傷がない限り、長年にわたって防水性能を失うことはないとされています。

ゴアテックスには

  • 「ゴアテックス プロ」
  • 「ゴアテックス アクティブ」
  • 「ゴアテックス パックライト」
  • 「ゴアテックス(ベーシック)」

など、着用シーンに応じた様々な種類があります。

本格的な登山には「ゴアテックス プロ」が、
ランニングなどの激しい運動には「ゴアテックス アクティブ」が向いています。

価格帯は比較的高く、ジャケット単体で20,000円から30,000円以上することもあります。しかし、その優れた性能と信頼性を考えれば、価格以上の価値があると言えるでしょう。

ザ・ノース・フェイス クライムライトジャケット(ゴアテックス3層構造)

軽量・コンパクトで携行性に優れ、デザインも人気です。

【コスパ◎! 各ブランドの独自素材】

ミズノ「ベルグテックEX」

最大の特徴はゴアテックスと比較して手頃な価格であることです。

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上下セットで約19,800円(税込)程度で購入できるモデルもあるよ。

  • 耐水圧 30,000mm以上
  • 透湿性 約16,000g/m2-24h

と、登山で十分なスペックを誇ります。

「100回洗濯しても撥水性が持続する」という耐久撥水加工が施されており、非常に長持ちします。また、軽量でごわつきが少なく、動きやすいという評価もあります。

モンベル「ドライテック」

モンベル独自の防水透湿素材で、ゴアテックスよりも手頃な価格でありながら、十分な防水性と透湿性を持っています。

しゅうママ

「レイントレッカージャケット&パンツ」は、高品質ながらお手頃価格で揃えられる人気のアイテムです。

モンベルのゴアテックス製レインウェア「ストームクルーザー」も人気で、こちらは

  • 耐水圧 50,000mm以上
  • 透湿性 35,000g/m²以上

を持つ高性能モデルです。

パタゴニア「H2Noパフォーマンス・スタンダード」

独自の防水透湿素材で、リサイクル素材を使用するなど、環境への配慮も特徴です。

「トレントシェル3Lジャケット」は、高い防水透湿性を持っています。以前の2.5層モデルでは激しい運動時に蒸れを感じるというレビューもありますが、脇の下にベンチレーション(通気用のジッパー)が付いているため、換気は可能です。

ミレー「ティフォン50000」

ゴアテックスではありませんが、非常に高い透湿性(50,000g/㎡/24hrs)とストレッチ性が特徴です。

防水性(20,000mm以上)も十分で、雨が降らない時の行動着としても活躍します。しなやかな着心地で快適だと評判です。

ザ・ノース・フェイス「フューチャーライト(FUTURELIGHT)」

「ナノファイバー」膜を使用しており、透湿性だけでなく通気性も持つ全天候型素材です。スポーツ向きで熱が発散しやすい反面、保温性は低い場合があります。

ファイントラック「エバーブレス」

「疎水性多孔質PU」に分類される素材で、優れた防水性と高い透湿性を持ちます。特にストレッチ性に特化しており、アウトドアでの動きにぴったりです。

東京シンコール「ブリザテック(BREATHATEC)」、**東レ「ダーミザクス(Dermizax)」**も防水透湿素材として挙げられています。

女性向けレインウェア選びのヒント

カラフルなデザインを選ぶと、山で視認性が高まり、万が一の時に発見されやすいメリットがあります。

KOJIRO

寒い季節の登山では、防寒インナーをしっかり着込めるよう、やや余裕を持ったサイズを選ぶと良いよ。

レインウェアは上下セットもありますが、上下を別々に購入することもできます。特にジャケットはアウターとしても活躍するので、質の良いものを選び、パンツは比較的安価なものでもOKという意見もあります。

携行性も重要です。常にザックに入れて持ち運ぶことになるので、軽量でコンパクトに収納できるモデルを選びましょう。

しゅうママ

初心者の方には、バランスの良い300g~400g程度のレインウェアがおすすめです。

まとめ:あなたにぴったりのレインウェアを見つけよう!

いかがでしたか?ゴアテックスも、各ブランドの独自素材も、それぞれ素晴らしい特徴を持っています。

結局、最適なレインウェアは、あなたの登山スタイル(どんな山に、どのくらいの頻度で行くのか)、予算、そして何を一番重視するかによって異なります

  • 「とにかく安心の高性能と信頼性を求めるなら」ゴアテックス
  • 「機能性とコストパフォーマンスのバランスを重視するなら」ベルグテックEXやドライテック
  • 「蒸れにくさや動きやすさを最優先するなら」ティフォン50000やフューチャーライト

これらの情報を参考に、ぜひお店で実際に試着して、あなたの体にフィットし、愛着がわく一着を見つけてくださいね。

しゅうママ

購入したら定期的に洗濯・メンテナンスをして、撥水性を維持し、長く大切に使いましょう

KOJIRO

特に、汚れは透湿性の低下につながるから、着用後はすぐに洗おう。

登山を安全に、そして快適に楽しむための、大切な相棒になってくれるはずです!